活用例
成年後見制度は、判断能力が衰えてから具体的に利用することができる制度ですが、現在、判断能力に問題がなくても、ちょっと不安という方もおられると思います。成年後見制度を中心として、いろいろな仕組みを活用することによって、皆様の状況に応じた支援が可能になります。
リーガルサポートがお手伝いできること
- リーガルサポートにご相談ください。リーガルサポート会員をご紹介します。会員が、お話しを伺いながら、一番ふさわしいと思われる方法をご提案します。
活用例
「このままじゃいけない!」と思ったら・・・・成年後見制度の活用の仕方を考えてみてみましょう。
例えば、知的障害の子を持つひとり暮らしの方の場合、どんな活用方法があるのでしょうか?
元気なときに
任意後見制度
【1】あなたの将来に備えましょう 「任意後見契約」を結びましょう。
もしも認知症になってしまったら・・・・あなたの将来に備えます。
リーガルサポート会員がその時の生活を一緒に考え、あなたの将来をサポートします。
見守り契約
【2】あなたの将来に備えましょう 「見守り契約」(任意後見制度の利用方法)も結びましょう。
時々、あなたと連絡をとり、サポートの必要性を確認し、任意後見監督人選任のタイミングを計ります。
死後の事務委任契約
【3】あなたの将来に備えましょう 「死後事務委任契約」も結びましょう。
葬儀のこと、病院の最後の精算、死亡に伴う各種届出等を頼んでおけます。
遺言書作成
【4】あなたの将来に備えましょう 「遺言書」を作成しましょう。
リーガルサポート会員が最後のあなたの想いが実現できるように法的アドバイスをいたします。残された親族などに、遺言で自分の気持ちを伝えましょう。
成年後見開始申立
【5】子供の将来に備えましょう 子供のために成年後見開始の申立をしましょう。
知的障害を持つ子供が安心して人生をおくれるように、子供を支援する方を決めておきます。あなたが元気なうちは、あなた自身が成年後見人になっておくのもいいでしょう。
判断能力が衰えたら
任意後見契約が役立ちます
あなたを任意後見人が支援します
あらかじめ結んでおいた契約内容に基づき、任意後見人が、あなたの生活を一緒に考え支援します。判断能力が衰えたあなたに代わり、家庭裁判所が選任した任意後見監督人が任意後見人に不正行為が無いようにチェックします。
成年後見制度が役立ちます
子どもの成年後見人が交代します
支援が困難になったあなたに代わり、別の成年後見人が、子供のために選任されます。
死亡したら
遺言書が役立ちます
遺産を相続人へ承継させます
あなたの遺言書に基づき、あなたの最後の想いが叶えられます。
死後の事務委任契約が役立ちます
死亡直後におこなう仕事の支援
「死後事務委任契約」に基づいて、葬儀のこと、病院の最後の支払い、死亡に伴う各種届出等をします。
成年後見制度が役立ちます
成年後見人が支援します
知的障害をもつ子供の後見人等が、相続した財産を有効利用し、その子がその子なりに契約社会の中で人生をおくれるように支援します。