使わないのに高額商品を買ってしまう…老後の判断能力が心配

悪徳商法、どうして高齢者が狙われるの?

訪問販売の人にうまく乗せられて高額な商品を買ってしまった、という経験はおありですか?自分は大丈夫と思っていても、年をとるにつれ判断能力が低下し、いつの間にか購入させられていたということも十分あり得ます。

実際、高齢者の消費者被害は年々増えています。高額商品の販売による被害は、電話勧誘や家庭訪問、インターネットの通販など、その手口は様々です。老後になってこのような被害に遭わないか、今から心配している方も多いのではないでしょうか。

なぜ、高齢者でこのような被害に遭う方が多いのでしょうか。高額商品の悪徳業者は、高齢者の抱える不安につけこんできます。お金や健康、そして孤独を抱えていることに対し、うまく言葉を操りながら信用させ、商品を買わせたり資産を奪い取ろうとしたりするのです。

また、高齢者は家にいることが多いので、そのような勧誘販売に遭う確率も高くなります。さらに、認知症の方はますます判断能力が低下しているため、よくわからないままお金を払ってしまうケースが増えています。

このように、不安を抱えていることや適切な判断ができないことをうまく利用され、巧みな手口を使って高額商品を買わされてしまうのです。

騙されないために、信頼できる人に判断を

老後になって悪徳商法に騙されないか心配という方は、購入の契約をする前に第三者の判断を仰ぐことのできる制度の利用をおすすめします。自分にとって本当に必要な商品なのか、契約の内容に怪しい点はないか、一緒に考えアドバイスしてくれる人がいれば、適切な判断を下すことができます。

また、利用する制度によっては、判断する人の同意がないと契約ができなかったり、契約を取り消してお金を取り戻すことができたりもします。また、ご両親が認知症になってしまったという家族の方も、このような制度を利用することで、離れていても安心して暮らすことができるようになります。こまめに連絡をとることも大事ですが、被害が起きる前に対処できる体制を整えておくことが必要です。

老後に対しては誰でも不安を持っています。高齢になると物事を決める力がどうしても衰えてしまい、間違った判断をしてしまうこともあるでしょう。特に、お金の使い道を適切に判断することは、生きていくためにとても大切なことです。生活の基盤が脅かされてしまっては、楽しいはずの余生も消えてしまいます。

「老後に高額商品をうっかり買わされないか判断能力が心配」という方は、信頼できる人にその判断をお願いできるよう、今から制度の利用を考えてみてください。

老後の財産管理が不安な方へ

老後の財産管理が不安な方は
任意後見制度を利用しましょう
任意後見制度